作品コメント

可愛らしく、ほのぼの
主人公は皇帝ペンギン。
ぬいぐるみの銀次さん。

童話ならではの柔らかさと、時折穏やかな笑みさえ浮かぶ、銀次さんの語りで綴られた物語。
銀次さんの飼い主は8歳の可愛らしい女の子。
そしてお兄ちゃん、両親。

個人的に、雪だるまのお話が好きでした。
ぬいぐるみゆえ、一緒に外で雪だるまを作れない銀次さんを思っての行動が、とても心暖まりました。

物語も勿論ですが、描写も丁寧で、登場人物に合った年齢の描写に、思わず自分の幼い頃、思い描いた気持ちがよみがえってくるようでした。

そしてページをめくる手が止まらない！
ひとつひとつが短く読みやすいので、ちょっとした時間で読めるのも魅力的です♪

他の作品は、どういったものだろう？と、そちらも気になり思わず手を伸ばしたくなります(現に私がそうです)

冬の寒い日、暖炉の温かさに触れたようなぬくもりのある素敵な作品、どうもありがとうございました♪

お話が追加されるのを楽しみにしております

素敵すぎます
まず主人公が私の大好きなペンギンだという事だけでも掴まれたのですが、すぐに物語の世界に入り込めるような語り口調にやられました。

可愛くて、どこかくすっと笑ってしまうような。愛嬌たっぷりの銀次さんと仲間たちの虜です！

ほのぼのとした童話独特の世界が素敵で、銀次さんに招待されたお客様になって一緒に楽しみました。

最後の手紙でのやり取りもキャラがしっかりと出てましたね。