高校二年生の春、学校の小さな花園で出会ったのは、まるで春そのもののような男の子――。密かに咲きはじめる優しい恋のお話。
春が、大嫌い。
――俺、はるが一番好きなんだ
そう言ってる君こそ、
…春みたいだよ
君のもとでなら、
春の花は、きっと大きく花開く
その、優しい花園の中で…――
小さな花園で
密かに咲きはじめる
優しい恋のお話
*時雨様、あぃ様、
レビューありがとうございました*