永遠の夜と無数の薔薇に囲まれた古城に暮らす、終焉を司る破壊神。永遠の孤独を約束されていたはずの彼の世界に、いつの日にからか一人の少女が迷い込んでいた。
『風の花束』
永遠の夜と、無数の薔薇に囲まれた古城に暮らす、荒廃と滅びの王、終焉を司る破壊神。万物の最後を見守るためだけに生まれ、永遠の孤独を約束されていたはずだったの彼の世界に、いつの日にからか、一人の少女が迷い込んでいた……。
『ソ ラ』
旅に疲れた男は、ふと寝転んで空を見上げた・・・
『水面』
湖の底には、恥ずかしがり屋の怪物がいた・・・
超短編集です。