透明レモングラスⅡ

作者氷月 旭

依緒のお陰でトラウマを克服しつつ、彼女に本気の恋をする紘。順調に関係は進展しつつも、陰ではそれぞれの思惑が渦巻いていた。それはやがて"嵐"となり、全てを巻き込んでいく……。
"元"遊び人×訳あり天の邪鬼、第2段!
※『透明レモングラスⅠ』からお読みください。

「イオ…。」


煙草の煙が、宙を舞う。


大っ嫌いで、戒めとして身に纏っていた香りを。


『それでも、好きなんだよ。』


それさえも包むように、貴方は私を愛する。


だから、この香りは嫌いになれなくて。


私の香りが、二人の香りになる。


その男からは、レモングラスの香りがした。


※LAST GATE、KIRI関連作

※『透明レモングラスⅠ』の続きです。

※犯罪を推奨するものではありません