神様のイタズラ

作者Rie

生贄として捧げられた彼女が連れてこられた先は、人の姿をした龍神が住む世界。果たして彼女は様々な思いを抱えた神々の心の闇を、癒すことができるのだろうか…?

「ねぇ、神様、




どうして私はこの世に生まれてきてしまったの?




なんの役にも立てないのに…。」





「心配するな。




お前が生まれてきたのには




ちゃんと意味がある。




さぁ、この手を取れ!




俺には、お前が必要だ。」