リキュールより甘美で濃蜜な愛情

作者くるみ

初めてセックスした男、初めて彼氏になった男、初めてセックスしたいと願った男。

2つの行き着けのバーで彼らと出会った、山梨瑞枝。

果たして、瑞枝が選ぶのは…?

昼はヘルス嬢、夜はセクキャバ嬢。


気付いたら朝から深夜まで心は愚か、体までも売る日々を送っていた。


そんな日々を送るきっかけになったのは、初めてセックスした男との出会い。


腐れ縁のように付き合いが長い彼は、性格でもセックスでも、誰よりも私を上手く扱ってくれる。


心や体を売る日々の中で出会ったのが、初めての彼氏。


僅か数年の付き合いしかない彼は、経験が少ないを絵に描いたように純粋で、穢れを知らなかった。


そして、もう1人。


初めての彼氏と同じタイミングで出会ったのが、初めてセックスしたいと本能を震わせた男。


初めての彼氏の同級生である彼は、恋愛やセックスに幻想を見られなくなった、私の興味を酷く刺激しては惑わせた。