先生は、白く、華奢な貴公子。
私にとって日記のような小説です。
<...製作中...>
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自信に溢れた小柄な背筋
ワイシャツからのぞく真っ白なうなじ
爽やかな春風が似合う横顔
まくった袖から伸びる右手にはいつも本が握られていて
ふわりとやわらかく漂う品の良さに
ただ見とれる毎朝だった
彼は華奢な貴公子
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ウィリアム・シェイクスピア
胸を焦がすような甘い言葉を彼は知っている
彼の作品は先生の愛読書
本を読むとき
華奢な貴公子の心に甘い言葉が浮かぶのだろうか
華奢な貴公子の脳裏にロマンチックな映像がうつるのだろうか
先生の右手はわたしの好奇心
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