貴方の為に ~紫苑編~

作者雪華

---貴方を忘れない。動乱の世に咲き誇る紫苑の花。
空虚な日常を送っていた少女はこの幕末で何を得たか。
彼女と彼らの生き様をとくと、ご覧あれ。

何もない私に


手を差し伸べてくれたのは貴方だった









全ては貴方の為に。






命を懸けて見せましょう。










例え、貴方の歩む道が闇であっても---・・・





『私は諦めないわ。』






『君は、本当に馬鹿だ。




---愛してる、この身が滅びようとも』








幕末の世に咲き誇る紫苑の花









第一部開幕。