おかしなおかしな出逢い その3

作者夢夢

迷子シャルシリーズ第二弾です。
今回は探しに行っちゃいます

日も東に傾き始めた頃、ヒミコとシャルはヒミコの仕事場に行き、手掛かりを集めていた。

「ヒミコちゃんその子は?」

「シャルっていう子。…で迷子なんだって。仲間が何処にいるか分からないんだって。」

「へ〜…そりゃ大変だ。で特徴は⁈」

シャルは悩みに悩み始めていた。

「1人は角が生えてて金髪。もう1人は茶髪でちょっと黒が混じってる。もう二人は赤と金の髪をしている双子。んでもう二人は大きいのと髪が立ってるの。」

ヒミコはこの特徴を聞いて何処かで聞いたことがあると確証した。

でもそれは見てみないと分からない状態だった。

(角が生えてて金髪…赤い髪と金色の髪…)

ボソッ

「角は…魔界皇子の証。赤い髪と金色の髪…⁈」

「ヒミコお姉ちゃん?どうかした?」

「ううん…何でもないよ。」

ヒミコは分かり始めていました。シャルが言っていた仲間…それは学園でアグの国に行った時、見かけた人達の仲間だったのです。