少女は、夢を追い求める。これは『勇者』に出会うまでのおはなし


 ある日を境に魔族達が人間を襲うようになりました。

 人間の王は、魔族達を恐れました。


 人間の王は神様に助けを請いました。

 そして、一人の若者が選ばれたのです。

 その若者は見事に魔族の王を封印しました。

 人間の王は大変喜びましたが、その若者は行方不明になってしまいました。

 人間の王はその若者を探しましたが見つかりませんでした。

 人間たちはその若者の事を『勇者』と呼び讃えたといいます。


 ――――アオラマの書より。



これは勇者を追い求め、自らの運命を見つける物語。