私の愛した浅葱色の背中

作者桃蘭

冷めた少女と冷めた彼が出逢えば化学反応でぬくもりが生まれる―――ひょんなことから新選組に身を寄せることになった少女と彼らの紡いだ愛おしい時間

私は浅葱色の背中を追いかけた


浅葱色の背中に守られた


浅葱色の背中を合わせて戦った


浅葱色の背中で守った




浅葱色の背中を―――愛してた




これは私の人生の記録


何もなければ相見えることもなかった彼ら新選組


奇なる運命によって彼らに出逢うところからこの物語は始まる