作品コメント
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- うのたろう
懐中時計の、よき古さ
そんななつかしさを感じるのは、かなづかいのせいだけではないと思います。
リズム、テンポ、作品の持つにおい。
すべてがセピア色のフィルターに染まった、やさしくもあり、さみしくもある、そんな詩の数々でした。
古きよき時代。
ケータイ電話のない待ちあわせ。
発展途上の自家用車が排気ガスを吐きながらいきかう大通り。
そんな景色を窓ごしに見つめながら喫茶店で読みたい。
そんな作品です。 - 藍
成長途中の青々さ
ケータイ詩♭応援Project!事務局の藍です。
この度は、レビュー依頼ありがとうございました。
遅くなりましたが、ご容赦ください。
初めに全体の感想から。
詩に不可欠な技巧を程よく取り入れ、それでいて固すぎない。青々と若いこの詩を読んで、めぐみさんの先が楽しみだと思いました。
文語の使い方、もしどうしても使いたいのであれば、中途半端ではなく徹底して使った方がいいでしょう。
でなければ、自分の書きたいことを口語でも的確に表現できるよう、訓練してみて下さい。
また「如何致しましょう」「デショウ」など、タイトルをもう少し工夫すると、詩文本来の良さが際立つと思います。
とはいえ、テンポ、響きなど、勉強して得られるとは限らないセンスをお持ちで、これからもたくさんの良い詩を残してくれると感じました。
今後が楽しみです。
以上がレビューとなります。
今後も素敵な詩を、たくさん残して下さいね。