美都

「だから、俺へのお礼のつもりで一日でも永く生きろ」
何て言うか、リアルでした。
リアルすぎてどういう意味か分からなくて、想像して、やっと理解する。

『ダイニングテーブルに『110』の番号を表示したケータイが開いて置いてある事にゾッとした。』
この表現には圧倒されました。絶対私には真似出来ません。


また、レビュータイトルにもさせていただいたヒーローの台詞も素敵でした。

自分を『どうでもいい』と思ってほしくて、でもそれは『どうでもよくない』と思われていたからで。
自虐的でありながら、やはりどこか人間らしさの残ったヒロイン。
その人間らしさを、周りの少ない人物がどこまで掘り出せるか。
それは、彼女をいじめる人も例外ではないと思います。

どうか、シオちゃんが“一日でも永く”生きてくれますように。


長文・乱文失礼いたしました。
これからも応援しているので、頑張ってください。