真白

気持ちの重み
満瑠は引越先の部屋である“手紙”を見つけた。

そこには、“先生”を強く想う女生徒の気持ちが書かれていた。


――――そして、今でもまだ“先生”のことを想っていた。


大好きだったら、愛していたからこそ想いを拒絶されてしまった悲しみに勝てなくて、会いに行く途中で死んでしまったのにも関わらず、まだ会いに行こうとする。


女生徒の気持ちも、先生との思い出も何も私は知らないからホラーだと思ってしまうけれど、女生徒にとっては一生の恋愛。


怖かったけど、何か深く考えさせられた作品でした。