涼音

自分に迷いがある人へ
いろいろなことに悩み、自分自身のことすらわからなくなってしまう思春期の少年・恭平の気持ちがとても丁寧に描かれていました。

そんな彼が出会った沙羅はとても魅力的なキャラクターでした。

そんな2人の何気ない会話がとても心地よく、そして自分の心に問い掛けてきました。

夏の暑さ、車のエンジン音、空に架かる虹…。
これらの描写が素晴らしく、五感で物語を感じることができました。

自分に、人生に迷っている人は共感できる作品だと思います。おすすめです。