ある日野球少年は首を見つけた。≪生首≫を、である。同時期、神楽龍巳と二葉更紗は霊道を見つける。初登場の友人、友達、幽霊。神楽は更に非日常へ踏み込んでいく。
水無月、上旬。
神楽龍巳は学校の屋上で、二葉更紗からこんなことを言われた。
「広場がある辺り、何か視える?」
そこは校舎の裏にある、小さな丘。
けれど神楽には何も視えなかった。
何も話さない二葉をつけていくと、そこには思わぬものがあった。
初登場の友人、友達、幽霊。
神楽の日常はさらに非日常へと引っ張られ……。
続編更新中