みふう

すごく良い。
どんなラストを迎えるのか、何となく想像していて。
実際のラストも決して想像を越えていないんだけど。

読後の余韻が、とにかくすごい。
文章力、構成力がとても良い。

緩やかな坂道を上っていたら一気に道が開けて、満開の向日葵が見えた。
正にそんな感じ。

忘れていくことは悲しいけど、立ち止まったままの方がもっと哀しいから。

ようやく泣けて楓くんもホッとしてるだろうなと思いました。


いろんな世代に読んでほしい作品。

切ないけど前向きになれる。