山川さくら

嘘と思い
短編であっさり読めるのに、その中の深い感銘を受けました。

放課後に彼女が払うお金の代わりに抱く。
一見、お金を払って愛を買う行為の中に彼の思いがあるとは・・・
読み終わって『凄い』としか言い様がないです。

安藤くんの机の中に溜まっていくお札は彼女への嘘と思い。

『憎らしいほどに君が愛しい。』

この一言にひたすら作者の素晴らしさを感じました。

素敵な作品をありがとうございました。