少年時代から父親の戯言に翻弄されてきた晴明。父親属する左上位の政治観が日本の閉塞感を生み出していると気付いた晴明は、笛美と共に、偏狭な思想のメカニズムを暴く。
邪悪な思想で民衆を翻弄させる右上位と左上位。晴明は笛美とともに、彼らの思考回路の根幹にある陰陽説を解き明かし、活力ある社会を取り戻そうと立ち上がった。