赤＋白＝恋色

心地良い満足感。 正直、文章も多いので 携帯小説携帯小説してません。 しかし作者様、恐らく色んな小説を読んでいるのでしょう。 そのボキャブラリーと文章の多彩さ 甘過ぎない適度な重厚感、シリアスさ 勉強になる部分も多々ありました ご馳走さまです☆

天音 紗世

2012年10月8日

読み応えのある作品 これはただの携帯小説じゃない。 今まで読んだ携帯小説の中で 一番完成度が高いです！ 文章がしっかりしていて丁寧で キレイだし、読み応えがある。 直の世界は白黒で、 珠姫の世界はカラフル。 2人のように、 お互いにないものを補える 関係は理想的だし、本来あるべき 姿だと思います。 個性を追い求めながら、 人との違いを恐れる人が 沢山いますが、その人達は 実はそれが他でもない個性だと いうことに気付いていません。 私はこの作品を読んで改めて 思いました。 他人(ひと)と違うということは 恥ずべきことではないのだと。 最後はよくありがちな終わり方 だと思いましたが、 「色彩」がよく活かされた 内容の濃いお話でした。 もっと沢山の人に読んで 欲しいです！

**綺麗な世界** 色と一緒に個々の思いや様子を書いている所が、とても魅力的でしたっ！ そして、なんといっても『全色盲』について素人でも分かるように詳しく書かれていて、初めてそういう生涯患う病気があるんだなって知りました。 珠姫の素直じゃない所が珠姫らしくて、とても愛らしい主人公だなって感じました。 自分の近くでもありそうな日常的な所があったのでとても読みやすかったです！ 恋愛には障害がつき物ですが、直の『全色盲』が逆に２人を強くしてるなって強く思いました。 障害をもっている人は変な気を遣われたりしますが、珠姫は直に対して全くそんなことをしないで頑張っていこうとしている所がすごくいいなって思いました。 長々と失礼しました。 とっても読みやすかったです！