杉本野乃花、15歳。
放送部、入ります。
- 最終更新日
- 2010/07/14
- 作品公開日
- 2010/07/13
- ページ数
- 完結 77ページ
- 文字数
- 26,663文字
- セルフレイティング
- 性描写
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作品コメント
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- ZAK
スピンオフ希望 校内放送で流れた美声。 その声に惚れ込み、放送部に入部した野乃花。 だけど、彼女の恋愛感は小学生男子並。 思った以上に体育会系な放送部で、個性豊かな仲間と共に、野乃花は恋に目覚めていく。 物語の背景がしっかりと練られており、安定感があります。 調査もきちんとなされており、丁寧な文章の為、スラスラと読み進めていくことができます。 短編で読後もさわやかなので、是非一読を。
- 大倉春菜
声に惚れる やっと読み終えました! 読むと言ってから一体どのくらい年月が過ぎたのかorz 声に惚れる 実はあたしも経験あります(芸能人ですが) 本当に自分好みの声は、腰が抜け落ちるその一言につきます! そして何回もリピる! テープがダメになったほどです← ただ残念なのが文章だということ これが映像化されたらひとたまりもないんじゃないかと思います! いいですね! 文系も体育系も供えている男子って!! 個人的に優くんが気になった彩羽でした笑
- うのたろう
読みやすい文章とキャラづくり 読みやすい文章とキャラづくりがひじょうによかった。 とくに主人公・野乃花はいきいきと作品じゅうを走りまわっている。 物語は、声にコンプレックスを持つ体育会系の野乃花が放送部にはいることを決意する場面からはじまる。 彼女の動機はすこし不純。 入学式の日にスピーカーから流れた渋い声に心底惚れてしまったということ。 が。彼女はそれを恋とは知らない。 6畳ほどのせまい部室で、どんな恋物語が展開されるかは読んでからのおたのしみだ。 またわきをかためるキャラクターもいい。 野乃花の友人・優華や岳のそれぞれの立ち位置もおもしろいし放送部の先輩がた3人にいたっては、野乃花に心のなかであだ名をつけられてしまうほど。 文章は軽く明るくさらりと読める。 物語のスピード感・テンポもいい。 放送部を題材にしただけあって、発声のしかたにかんする知識もおもしろい。 個人的なベストはカラオケでの若(野乃花が恋している2年生の先輩)の選曲。 渋い声でねっとりとうたう「マイウェイ」(高校生なのに!)が今にもきこえてくるほどに迫力があった。 おすすめだ。