他人を信じられない少年ダクシダーと、全てを失った少女ラティーナのお話です。
『型無き楽園-アウパヘブン-』と呼ばれる世界
そこには二人の少年と少女がいた
少年の名はダクシダー
彼はラフェステルの王子で、全てを持っていながら生きる意味を捜せず、自分の殻に閉じ籠っていた
少女の名はラティーナ
彼女はエルフで、全てを失いながらも生を確立させるために居場所を切り開こうとしていた
彼らは互いの陰りを補うように出会って・・・・・・
自分の存在する意味を探す冒険が、今幕を開く