平凡な高校生の少年
折原拓真はある日
銀髪の天使を見た
血に両手を染めた天使を
その日を境に彼の周りで
奇妙なことが起こり始める
『お前はそれでいいのかよ!』
『―――それが役目だって、思い出したから』
対立する二人
『俺らはもう、ここにいる時点で終わってるんだよ』
『あなたが沈黙の天使、デュマーシェ』
血に染まる天使
『・・・・・・さよなら』
世界はこれで
救われるのか?
それとも破滅は
止まらないのか?
生まれた意味を採るか、
人間であることを採るか
神により創られた者達の
運命は果たして