全国の皆さん、初めまして。
私は、百瀬まひろと言います。
高3。
そうです。俗に言う、受験生。
なんかプロローグとやらを書くことになったらしいんだけど、
正直なに書けばいいか分かんないよね。
私、今ほんとに反受験スタイル。
だってお正月も塾にこもるとか有り得なくない？
ほんと、根暗かよって感じ。
あ、はいそうですよ、わたし根暗ですよ
…って、そんなわけあるか！
私は、本当に真剣に誠実にひたむきに
女子高生(JK)を堪能したいんです。
ただ、今この日本が、学校が、両親が、それを許してくれないのが現状。
で、そんな淡い夢を焼却炉に葬り、
塾で粘る老いぼれた女子高生、まひろです。
みな、よろしゅう。かしこ
百瀬まひろ
【筆者より】
百瀬まひろさんという18歳、現役高校３年生の可愛らしいヒロインが、徒然なるままに書き給ふ、ダイアリー形式のお話です。
百瀬さんは、成績優秀(進学校に在籍中)、運動神経抜群で芸能にも優れ、さらには美女という、一見オールマイティーに見える女性です。
しかし、彼女はある悩みを抱いています。
それは、
パリピを隠していること。
彼女は、周囲の人々から期待されるあまり、本当の自分の姿は自分しか知らず、日々それを隠しながら生活されているようなのです。
彼女はこれから、どうなってしまうのでしょうか。
彼女のダイアリーを隠し読みしつつ、観察してみましょう。
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