流星
氷上の天使たち
フィギュアスケートを扱った作品は珍しかったので、読む前から楽しみにしていました。
まずは冒頭のルールブックで予習ができて、よかったです。
私もフィギュアは好きで、大きな大会があるたびにテレビで観戦はしているのですが。
ルールとなれば、あまり詳しく知らないのが現状。
作品世界に没頭する前に、大まかなルールを予備知識として得ることができて助かりました。
そして物語スタート。
将来を期待されている高校生スケーターの百華と流斗。
幼なじみでもあり戦友でもある彼らは共に、オリンピックの舞台、そしてメダルを目指して切磋琢磨しています。
他のスケーター仲間たちも印象に残る選手がたくさんいて、それぞれの物語を読んでみたくなるキャラクターばかりです。
百華と流斗は終盤、オリンピックの緊張感の中、お互いの想いを確かめ合いました。
それにより新たな世界がまた扉を開けたわけですが、それからの二人の物語もずっと読んでみたくなりました。
彼らのオフの風景も、外伝などとしてリクエストしてみたいですね。