―宿題・2007―
パス付きでしたが、パス外しました。ご自由にお読みください。
※2007, 8, 20(P21.P22)加筆しました
- 最終更新日
- 2007/07/26
- 作品公開日
- 2007/07/23
- ページ数
- 完結 27ページ
- 文字数
- 5,405文字
シェア
作品スタンプ・シーン
まだ作品スタンプ・シーンがありません
作品コメント
ログインすると作品コメントが投稿できます
- 玖妙夢堂
FADEの意味するモノ..☆ 結婚を間近に控えた主人公の,元恋人への想い.. 他の作品にも共通する作者独特の着眼点と,よく練り込まれた構成が,短編とは思えない程の読後の充足感へと誘ってくれマス.. タイトルの『FADE』という単語の持つ様々な意味…「色褪せる」,「薄れ,消えていく」,「コースを逸れる」,「ブレーキが利かなくなる」などを考え合わせて読み進めると一層,作者の創る世界の深さに気づかされるのデス..♪
- 柏木七生
無縁な恋のはずなのに 何度『FADE』を読み直しただろう。 私とは無縁な恋のはずなのに、強く胸を揺さぶられる。 それはきっと、彼女の、相手を思う気持ちが何よりも切迫していて、真摯だからかもしれない。 私はこの作品が、華月さんの小説の中で一番好きです。 最高です。読まなきゃ損ですよ。
- Y.N
衝撃 最初はありがちな切ない恋愛モノかと思って読んでいました。しかし、見事に裏切られた。 しっかり安定感のある文章。 冒頭の元彼アサキの意味深な言葉。 読者の引きつけ方が上手い。 そうして一人称の語り口で、自然に主人公の感情と共感する事が出来ました。 あと深海魚での例えがすごく綺麗。 そうしてラストで明かされる事実……!! 予想もしてなかった以外なラストだったので、かなり作者様にしてやられた感があります。笑 でもなんだか、読んだ後、なんだかいろいろ考えちゃいました。人を愛することの本質って……?(ネタばれになるのであまり言えませんが) なんだか上手く言えませんが……。 この作品は切ないだけの恋愛小説じゃなかった。 短いけど、ずっしりきました。