流星

白い尾の鳥は幸せの使者
読み終えてまず最初に感じたのは、「ぜひマンガで読んでみたい!」でした。
登場人物、生き物たち、身の回りの風景などの描写が目に浮かんでくるのです。

大人が読んでも十分に楽しむ事ができますが、子供世代にも是非読んでもらいたい作品だと思いました。
もしも私が教師ならば、「白い尾の鳥」は教室の図書コーナーに置いておくとか、夏休みの課題図書にして、クラス全員に感想文を書いてもらいたいくらい・・・。
それほど心に染み入る作品でした。

主人公・ゆきと初恋の亮くんの淡い恋物語を背景に、チッチとの出会い、家族や友人との交流、動物たちとのコミュニケーション・・・。
パレットに載せられた様々な絵の具を楽しめるような感覚です。

個人的にはおじいちゃんが好きでした。
登場回数はそんなに多くありませんが、要所要所でいい味を出しています。

大人はもちろん、学生さんにも絶対ご一読いただきたい作品です。
夏休みに是非!!