影踏み/小嶋観月
初恋と結婚まるで短編映画を見ているような作品。恋人にプロポーズをされるも、高校時代の彼氏との約束を思い出す主人公。そんな矢先彼と再会するが、彼の左手の薬指にはプラチナリングが光っていて……。幻想的で淡い過去とリアルな今。初恋の思い出は褪せる事はない。切ないラストを予想しながら読んでいましたが、ハッピーエンドに思わず涙腺が緩みました。素敵な作品です。