どこが現実と虚無と境目かだなんて、幼いわたしには、分からなかった。ただ傍に居てくれた彼と、永遠を願ったお話。
「どこにいるの、海月」
(ここだよアンコ)
「海月、くら、げ」
「 」
さあコップ一杯に、ありったけの水色を。
2013.4.22~5.15