「俺は甲子園に行くけ!」
小さい時から言ってた
あんたのその夢。
無理だと思っていた。
夢は所詮夢でしかないと。
かなうはずが無いと。
でも、人知れずの努力、
ひたすら走り続ける姿を見て。
もしかしたら……
と思ってしまったあたしがいた。