元から太陽が苦手だった春崎。そこにある原因が重なって太陽の下で投げることが難しくなってしまった。幼馴染の采音と野球部メンバーの約束の為に動き出す。全ての歯車が…

まただ、俺を苦しめるんだ。



まただ、僕を苦しめるんだ。



僕は、俺は、物じゃない。



ボクは、オレはあいつの操りじゃない。








あの時だって、ボクのソバニイテクレナカッタ。



ボクは、オレはイラナイコ。





采音。僕ね。キミのためなら何でもするって思ってた。




だけどね、そうやって思うようになった存在が出来たんだ。




この、チームメイト。





僕はみんなのために頑張るよ。





だからさ、見守っててよ。




あの、スタンドで。




采音と、そして






僕が…………した……………………






あいつと……………………





絶対に頑張るから……………………





春飛、貴方ならきっと






……………………………………乗り越えてくれるよ。






そう信じてる。わたしも、そして、








あいつも………………