天才従兄の手に取る紐の先は

作者撫子

「ねー透!私彼氏出来た!w(嘘)」「へぇ、嘘でもそれは躾決定だな」「ギャー!やめろ!!」

「ハナは本当にバカだね」




そう言って私を馬鹿にするのは、



私の従兄の藤波 透




「馬鹿じゃないし!!」




それに反論する私の名前は、



藤波 花





「え?馬鹿でしょ?馬鹿」


「だから心配。ずっと鎖で繋いでやろうか」



中身はただの狂気で






「ん?俺以外の彼氏ができたら?‥‥決まってんじゃん。俺しか好きにならないように躾けてやるよ」





私、ヤバくね?