Teller

世知辛い世の中。ただし、変な前髪
各10頁未満の短編集でありながら、近未来の架空世界がリアリティーを持って描かれている秀作。

 それはきっと、今の世の中にも当てはまるところが多々あるからなんでしょう。

 その矛盾に向き合い、精一杯生きている登場人物も魅力です。