"誰か"の日々の断片を、あったはずの記憶を。ショートショート集。基本一頁完結。
"誰か"の記憶の断片を紡ぐ。
少女はずっと独りだ。
誰かと共にいたことがない為、寂しいという感情も良くはわからない。
でもどこかで誰かに寄りかかってみたいと思う心があった。
そんな切望する彼女は今日も、
稚拙でどこか物悲しい物語を織る。