さくら色【完結】

作者Mly

忘れようとしまい込んだ想いは、まだ胸の奥で燻っている。
今日、彼女は結婚する。自分では無い誰かと。




優しく触れると、

ほんのり染まった君のさくら色の頬もまだ愛しくて。




この季節になると今もまだ胸が痛むんだ。




君は今笑っていますか?