大きな桜の木の下で。

作者恋乃

「私たちは、ずっと、一緒でしょうか...?」
自殺してしまった、桜の大切な幼馴染、優志。
桜は、なぜ自殺してしまったのか、優志の心を探すたびに出る_____。

私は、小高遊財閥の、一人娘。

小さいころから、教育をされていた私には、子供の気持ちがわからない。



_好き、な時間は。


優志君と居れる時間。

わずかしかないけれど、いろんな場所に連れて行ってくれる。

わからない、私の気持ちが徐々に明るくなっていった。




月日は流れて、中学2年生。

春の季節が訪れて、桜の木にも、蕾がなり始めた日に、


優志君は死んでしまった。