あなたと出会ったあの日に、
私は一目惚れをしてしまいました。
でも、あなたには大好きな恋人がいるから、
私は気持ちを封印してあなた達の幸せを願っていました。
それなのに……、
彼女の浮気はあなたを苦しめて、
その姿を遠目から見守っていた私の心も窮屈になっていきました。
それからあなたが下した決断は、
「沙理に復讐したいから手伝ってくんない?」
彼女への仕返しでした。
だから私は彼に偽恋人の提案をして、
傍で支えることを決めたのです。
でも、その間何度も想いを告げてきたけど、
好きになってはもらえない。
こんなに近くにいるのに、
あなたの頭の中の彼女は消えていかないから。
だから苦しくなる。
たとえこの想いが繋がらなくても、
私はこの想いを大切にする為に……。
※この物語はフィクションです。
※海優さん、コメントありがとうございます!
執筆開始 2024/4/4
完結 2024/4/19