キミとの恋がドラマチックなんて聞いてない!

作者風音

「彼女ができた」高二のまひろはある日、十三年来の幼なじみの星河にそう告げられた。男として意識していなかったが何故か素直に喜べない。その理由がわからないまま理想を詰め込んだ人物の郁哉先輩と接点を持つ。まひろは郁哉先輩を、星河は彼女のぼたんとお互い別々の人を見ていくつもりが、度重なるアクシデントが二人…



一番近くのものが、

一番よく見えていない。



自然とそう悟ったのは、

十三年来の幼なじみという関係が多大な試練を与えていたから。



パティシエを目指すキミと、

キミの夢を応援する私。



私達はあまりにも近い存在だから、

周りの目を気にするあまり、

無意識のうちにお互いを傷つけあっていき、

いつしか本音を封印していた。





しかし、

キミの味が思い出の味に変わろうとしていたその時、

私はある事が引き金になって、

人生最大級のドラマチックな恋を知った。




※この物語はフィクションです。


※海優さん、コメントありがとうございます!



執筆開始 2024/2/22

完結 2024/3/17