高校入学した私にまちうけていたのは
私の辞書には載っていない単語ばかりだった
入学式
この私立紅高等学校では
入学式が行われていた
校長の長い話を聞き終わったら各クラスへと
移動が行われる
そしてこの高校に入学した
私こと
安藤 朱梨(あんどう しゅり)は
クラス表を見ていた
「最悪…」
私はDクラスであり
そして一番嫌いな奴
安藤 修来(あんどう しゅら)と
一緒だったのだ
しかも悟られてはいけないことがある
そう
苗字をみてわかったとおもうが
私たちは双子なのだ
1卵性で顔もとても似ている
そして学力までもにてしまった
だけど母が言うには私と修来は血が繋がってないらしい
じゃあなぜそこまでにるのだろうかと尋ねると
無視されてしまうので聞いていない
「絶対喋らないようにしないと…」
そう思った矢先
「あっ…おーい朱梨ー」
びっくー!
やめろやめてくれ
来るなー!!!
「何やってんだお前?早く行くぞ!」
もう嫌だ…
行きたくなくなってきた…
でもその重い足をズルズル動かし
クラスの中にはいっていく私であった