サマー・バケーション【完】

作者

初恋は、人生で最後の恋でしたーー。恋を知らない少女と、病気なのを隠し彼女に愛情を注いだ少年の純愛記録。短すぎる夏、彼女たちは一生懸命に恋をした。




「あたしの人生オレンジジュースみたい」





「でも俺が現れたじゃない?」






―それは、とある夏休みの事






「私が功太を忘れなければ、功太は永遠?」






「じゃあ俺も麗のこと永遠にする」








短い夏休みを



一生懸命に刻んだ



少年少女の物語