数万年の間、人々は『魔法』によって繁栄し、生活の糧とし、何より『当たり前』のものとして生きてきた。
しかし、1000年前
人々は自らの手によって魔法を……………………捨てた。
それは、己の力を消耗する『魔法』よりも、さらに優れたもの、『精霊道具』の誕生によるものだった。
『精霊道具』は空気中の至るところにいる『精霊』の力を借りて使用するもので、その多彩な種類と能力、そして何よりノーリスクということであっという間に世界に広がり、徐々に魔法を使うものの数は減っていき、50年後には誰も使う者はいなくなっていた。しかし、その数百年後、
突如世界各地に大量発生した『亜汚』というモンスターの登場により事態は一変する。
記憶の無き主人公『テッド・マークス』は、今は失われた『魔法』を現在も使っていると言われる伝説の都市『魔法都市ガーラルド』を目指して旅をする。
夢と大切な物を見つめ探し求めるストーリー第二章