作品コメント
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- mimiko
映像化を意識した作品
彼らは殺し屋、だけど法の番人。
死刑制度が廃止になり、死刑執行人が認められた街、毘沙門町。
そこで活躍するダークヒーロー、『キラーハンター』のお話です。
完全に映像化を意識した作品だと思いました。
キャラクターひとりひとりの見せ場があり、出陣儀式の様子も伺えます。
あれ? これどこかで見たことある。
そう、『現代版必殺仕事人』ではないですか!
メインの3人が居合抜きに弓、徒手空拳なところもニヤリとさせられます。
でも一番活躍しているの、光くんじゃね?
やっぱり現代らしく潜入と情報が重要なんです。
本当はもっと長く、メンバーの過去とか性格とか詳しく知りたい気持ちになりましたが、本作では、不器用だけど純情な黒埼さんが目立ってました。
けして私が筋肉好きなことだけが理由じゃないはず……はず……
素直に面白かったです。
ト書きっぽい地の文が独特のリズムを作っていました。 - 日下奈緒
正義にもいろいろあって
他人の命を奪う事に正義があるか、ないか。
普通に考えれば、それは正義だとは思わない。
だけど闇の世界では、それが許される事もある。
「これ以上、犠牲者を出さない。」
それも立派な正義の一つなのではないかと、この作品は教えてくれた気がしました。
最後には作者様ならではの、人情さが出ていて、ほっとしました。
一度読んでみる価値はあると思います。