彼は少女が愛しくて、彼女はそれに気付かない。ケーキみたいに甘くて、カラメルみたいにほんのり苦いレシピ。
ケーキを食べてる時と同じくらい、
貴方と過ごす時間が甘い様な気がして苦しくなる。
「どうだ?」
「もっと甘い方が良いです」
「…太るぞ」
「それは禁句です」