主人公(こころ)が高校1年生の時、憧れだった2歳年上の3年生の「先輩」。
先輩が卒業して、遠距離になってから片思いは始まった。
週に一度の先輩との電話だけが支えだったのに、突然、音信不通の日々が襲いかかる。
真実を知るため、前を向くために、アポなしで先輩に会いにいく計画をたてる。


時は、10年前にさかのぼる。

それはまだスマホももなかったガラケー時代。



高校生の私は、憧れの先輩と通話できる。

それだけでよかった。



しかし、想いが大きくなったとき

突然電話はつながらなくなった。



先輩に会いに行くまでを書いた

326ページ。



永遠の片思い


突然音信不通になった先輩の

真相が知りたくて、

会いに行った。


高校1年生で片思いをしてから、

大学1年生の7月15日、海の日までの話。



あの時の私は、

誰かの一番になるより、

自分の一番好きな人と

つながっていたかったんだ。



※ 登場人物は、すべて仮名です。