落とされた黒いシミは私の心を侵食していく。
ドンドンドンドン黒くなって
ドンドンドンドンのみこまれていく。
そんな自分の不甲斐なさに
涙が出ることがなくなったのはいつからなんだろう。
慣れたように笑って
話せるようになったのはいつからなんだろう。
いつも気がつくのが遅いんだ。
気がつくと、もうその人は誰かのものになっている。
寂しい。苦しい。つらい。
そんな安い言葉大キライ。