「思い出さなくていい。
幸せならそれでいいの」
記憶を失った俺に、願う君はわからない。
だけど
「なんで忘れてんだよ!?」
「思い出す努力をしたほうがいい」
「もう誰もいなくならないでよ…」
「俺たちのトップが、こんなとこでやられんな」
「俺、ずっと待ってますから!」
信じ続けてくれた仲間がいた。
「怪我しないでね」
「仁は、仁だろ?」
支えてくれた友がいた。
だから、俺は
「俺が、守る」
俺は必ず、帰ってみせる。
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