愛と恋に支配され、殺戮に溺れてしまったある王国の王女。
彼女が殺戮の末に求めたものとは、いったい何だったのだろうか……


人は恋に落ちると周りが見えなくなる


愛する人を我が物にしたいあまり、人間性を失うのだ


これは、そんな心を持ってしまった、悲しい悲しい王女様のお話



今日も遠くで王女の命令とギロチンの音が鳴り響く。



「汚らわしい女共!!この者たちの首をはねよ!」