雛
泣きに泣いた作品でした。
元々新撰組が好きで、いろいろな小説を読みましたがほぼ現実に忠実かつここまで感動するお話は初めてでした。凪や総司を始めとするみんなが生き生きと書かれている作品でした。やっぱり新撰組のお話はみんながみんなほとんど亡くなってしまうので読んでいてとても悲しくなりますが、その中でも平助や山南、総司たちが幸せそうに最後を全うする。直接的には書かれていないのに、こんな感じだったんだろうなと想像でき、涙が止まらない作品でした。そして最後を迎えるシーンが最高でした。雛人形のお話もあの人ならそうしたんだろうなぁと楽しみながら読ませていただきました。土方さん損な役回り?的な感じでしたがなんかもうやっぱり最後攫ってきますね笑。ほんとに凪が好きだったんだろうだなぁ、だからこそ総司と凪のために色々してくれたんだろうなぁと思うシーンでした。ほんとうにいろいろなところに愛が散りばめられた作品で終始ボロッボロに泣きながら読みました。この作品が大好きです。長文失礼しました。