薄氷

最後まで
素直じゃないなぁなんて思っていたら、最後の手紙で一気に涙が押し寄せてきました。
辛さ、悲しさ、寂しさ、そんな想いがある中でも彼は常に人の温かさを感じていたのではないかと思います。
ずっと自分にも周りにも素直になれなかった鬼三。けれど、それでこそ鬼三!という感じがします。きっと、凪ちゃんは天国で「何よ今更...馬鹿じゃないの?」とでも言っていることでしょう...
「陽炎」に巡り会えて幸せです。
きっと、何度でも読み返します。
素敵な作品をありがとうございました。