そして私は影になった《下》

作者紗奈

忘れていた過去を思い出した悠里は、自分の罪に気づく。罪悪感、恋情、友情、色んな感情に追い詰められ、自分を失った彼女は・・・・

一つの不幸をきっかけに



私の時間が動き出す



「ねぇ、私にお姉をちょうだい?」



はじまりの言葉は私に呪いをかけた



影は私を蝕み



光の届かない暗闇に私を突き落とした



暖かい時間は夢のように消え



私に残ったのはただの影だけ



どうかお願いだから



影を



私を




  消  し  て







棗様、夜奈様、ゆらゆら様、舞様、いいネ!クリックありがとうございます!執筆の原動力になっています。


マロン大好き様、レビューありがとうございます!


縷綺様、(*^.^*)様、お手紙ありがとうございました!とても嬉しかったです(*゚▽゚*)


※この物語はフィクションです。物語の人物、組織は存在しません。